2019年に入り、検索エンジンの状況が大きく変化しています。
狙ったキーワードで基本的なSEO対策を施しても、なかなか上位表示することができず、オーガニック検索でトラフィックを増やすことが難しくなっています。
ではこれからのブログ運営では、どのようにトラフィックを増やせば良いのだろうか。
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今までのSEO
これまでのアフィリエイトでは・・、
- 1サイト100記事あればそこそこアクセスのあるブログが完成する
- 1記事2000文字を目安に記事を量産すればアドセンスの収益化は余裕でできる
このように1サイトにつき100記事あれば初心者の方でもそこそこ稼げましたし、1記事2000文字書けば間違いないだろう、というような感覚でした。
しかし今は全く状況が変わっています。
どんなに良質な記事を書いてもなかなか評価されず、記事数も含めて「良い記事=良いブログ」として認識されにくい状況になっています。
新たな検索アルゴリズム(YMYLとE-A-T)
2018年8月からGoogleは新たな検索アルゴリズムとして「YMYL」「E-A-T」の2つを発表しました。
「YMYL」は、「Your Money or Your Life」の略称で、「医療・金融・法律」などの生活に影響を与えるコンテンツは、他の分野とはまた違う評価基準を設けるというものです。
そしてもう一つ「E-A-T」は、Expertise(専門性)・Authoritativeness(権威性)・TrustWorthiness (信頼性)の3つの略称で、コンテンツの品質に関わる検索アルゴリズムです。
界隈ではこのアップデートのことを「医療アップデート」や「金融アップデート」と呼んでおり、生活健康系のウェブサイトやお金にまつわるウェブサイトの検索評価が大きく変化したのです。
もうブログはオワコンになるのか?
検索アルゴリズムが進化する中で、ブログアフィリエイト界隈では「ブログはオワコン」「ブログはもう稼げない」などといった声が多く挙がっています。
これについては、あながち間違いではありません。数年前から比べると、確かにブログは高度になっています。
特に新規ドメインで新しく始めるのは、難易度は高めでしょう。
オワコンではないが、安易な手法が使えなくなっている
私が思うに、ブログはオワコンではありません。
確かに難易度は上がっていますが、それは安易な手法が通用しなくなっているからだと考えています。
「質の良い記事を書けば良い・・」
「文字数を増やせば良い」
「とにかく記事数を稼ぎましょう」
ブログで稼ぐ方法をネットで検索すると、上記のような手法を推奨しているブログが多くありますが、そういった手法はもはや当てにならないというわけです。
これからは「何を」ではなく「誰が」が重要
これからのSEOでは「何を書く」ではなく「誰が書くのか」が重要になってきます。
これは新たな検索アルゴリズム「YMYL」「E-A-T」も関係しているわけですが、情報発信の本質に関わってくる要素だと考えています。
そもそも情報というものは、検索すればいくらでも手に入ります。同じ情報なんてネット上にいくらでも転がっています。
では信頼できるブログはどのように判断できるのか。
それは「誰が書くのか」という「個」が重要になってきます。
情報自体の価値だけでなく「誰がこの情報を書いているのか」という信頼性や権威性、専門性に着目されます。
これからのSEOは、適切な形で情報を伝えることはもちろんのこと、あなた自身を魅力的だと感じてもらえるようなサイト作りが大切になってきます。
SEOにおいて、ブログでの情報発信はより一層「個」に重きをおくべきでしょう。