近年のアフィリエイト界隈では、Twitterを通してブログやnote、LINEヘ誘動することが流行っており、Twitterを通して集客やブランディングを確立していく時代になりました。
一昔前まではブログからメルマガへ誘動するのが主流でしたので、こうした状況を見ると時代は変わっていくものですね。
さて、最初に結論からお伝えしますと、メルマガは時代遅れだと私は考えていますが、コミュニティによっては、メルマガはまだまだ有効かなと思っています。
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メルマガアフィリエイトとは?
そもそもメルマガとはメールマガジンの略で、自分のウェブサイトやサービスに興味のある読者に、自分の発信したい情報を直接お届けできるツールのことです。
メルマガ配信者は、メルマガスタンドと呼ばれるメール配信システムを使って読者へ情報を発信するわけです。
メルマガスタンドには、単にメールを送信するだけでなく、メール開封率やリンククリック率を測定したり、ステップメールという事前にシナリオを組んで自動で配信する機能も持ち合わせています。
メルマガでアフィリエイトをするメリット
1. いつでもアプローチができる
ブログの場合、読者へ直接アプローチすることができず、相手が来るのを待つしかありません。しかしメルマガは、自分がアプローチしたいタイミングでメールを配信できるので、好きな時に相手のメールボックスへ飛び込むことができるわけです。
ちなみにブログは「プル型メディア」、メールマガジンは「プッシュ型メディア」と呼ばれています。
レバレッジが効く
メルマガの読者が10人でも100人でも1万人でも、1回のメール配信にかかる負担は変わりません。読者が減ろうが増えようが、労力は一定のままです。
多くの人へ一斉送信が可能なので、少ない労力で大きな収入を得ることができるわけです。
自動化できる
ステップメールを組んで仕組み化すれば、自動的に収益を発生させることが可能になります。
例えば2日に1通のペースで20回に渡ってステップメールを組み、最終的に商品の購入に繋げます。ちなみに集客元は基本的にはブログです。
メルマガアフィリエイトは時代遅れのツールなのか?
アフィリエイト界隈はここ最近で大きく変わりました。
2012年あたりでは「ブログ×メルマガ」が主流で、多くのブログ運営者は当たり前のように利用していました。
しかし現在はインフルエンサーと呼ばれる人たちがTwitterを中心に活動しており、ブログはもちろんのこと、LINE@やnoteへ飛ばしたり、中にはオンラインサロンを開く人も出てきました。
こうした中で、今からメルマガを利用するのは正攻法ではないと私は考えています。
今の時代、YouTubeやTwitterを通してファンを獲得するのが主流です。
そして今の若い層は、基本的にスマホでLINEをポチポチ触ったり、意識の高い人はnoteアプリやオンラインサロンから情報を受けます。
メルマガは、わざわざメールアドレスを入力させる必要があるので、その時点で手軽なLINE@よりも面倒臭いと感じる人が多いでしょう。
アフィリエイト業界では界隈によってはメルマガは有効
近年のアフィリエイト業界では大きく分けて3つのコミュニティに分けられます。
- インフルエンサーを取り巻くコミュニティ
- SEOアフィリエイト界隈
- 情報商材のアフィリエイト界隈
インフルエンサーを取り巻くコミュニティ
インフルエンサーを取り巻くコミュニティは年々拡大しており、Twitterを中心に初心者がブログで情報発信を始めるケースが増えています。
上記でもお伝えしたように、インフルエンサーは基本的にブログとTwitterを駆使し、たまにnoteやLINE@ヘ誘導することが基本です。
この界隈のコミュニケーションはTwitterなので、メルマガはあまり有効ではない気がします。
SEOアフィリエイト界隈
SEOアフィリエイト界隈は、「谷」と呼ばれるコミュニティが存在しており、検索エンジンの変動があればTwitterでザワつき始め、SEOに関して非常に高度なつぶやきをしているプロ集団のことです。
この界隈ではTwitterでSEOの状況をつぶやいたり、ブログやnote、メルマガを使って発信したりと非常に万能な方々が多いです。
中にはメルマガを使ってノウハウを販売している方もいますね。
SEOアフィリ界隈は、もともと知識を持っている人や情報収集能力の高いユーザーが多いので、メルマガに対する偏見はないように感じています。
情報商材のアフィリエイト界隈
情報商材系のアフィリエイトは、基本的にブログや無料レポートスタンドでメルマガ読者を集めてマネタイズをします。
ネットビジネス系(稼ぐ系)のブログを運営している人が多く、ブログではメルマガ登録を促したり、無料レポートで集客したりしています。
この界隈のユーザーは、知識やノウハウを求めている人が多く、メルマガに対するアレルギーが少ない人が多いです。
ただし無料レポートでは捨てアドを使う人も多いので、読者の質が低いことも多いです。
情報商材界隈ではメルマガはまだまだ健在
上記でも書きましたが、情報商材界隈には無料レポートスタンドと呼ばれるメルマガの読者を獲得するためのサービスが存在します。
有名どころで言えば「めるぞう」ですね。
めるぞうは、無料レポートという自分で作成した教材をダウンロードしてもらうことで読者を集めるサービスです。
めるぞうは2012年頃に情報商材業界で流行していましたが、現在もまだ健在のようです。
情報商材に対してアレルギーのあるユーザーには通用しにくいですが、こういったサービスをメインに活動しているアフィリエイターは、メルマガを活用して読者を獲得しているわけです。
メルマガは時代遅れだと思われがちですが、情報商材アフィリや無料レポートスタンドではまだまだ健在だと言えるでしょう。